落書き腐ログ。

「戦国BASARA」好き腐女子たちが腐妄想120%でおくる自由気ままな落書きブログ。※参加者様随時募集中です。

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櫻井さんに指摘されるまで、加賀の存在を忘却していたことをお詫び申し上げつつ、何気にふjこさんのネタを巻き込みながら、KGに頑張ってもらおうと思います。

では、始め!




「貴様の大事なモノを寄越さぬと、仕置き仕るぞ!」
 イベントを更に曲解してしまったため、言っていることが山賊と変わらない三好三人衆。
 しかし、相手が悪かった。
 前田慶次は長刀一閃繰り出すと、あっという間もなく三好三人衆を気絶させ、手早く着ているものを脱がして素っ裸にした三人を逆さ吊りにして木の枝にぶら下げた。
「悪戯ってのは、ここまでやんなきゃダメだよ。な、夢吉」
「キキィ!」
 夢吉は三好三人衆の持っていた荷物の中から、すあまを取り出し、喜色満面に返事をした。
「こちとらついさっきまで、奥州の伊達の兄さんところで"はろうぃん・ぱーりぃ"をしっかり見てきたんだ。せっかくの楽しい祭りだからな。利やまつ姉ちゃんにも教えてやりたいよ。…くふっ」
 そう言いながらも、慶次の表情にどことなく陰惨なものを感じるのは、果たして気のせいであろうか。


「へっくちっ」
 立派な体格に似合わずかわいいくしゃみをするのは、前田家当主・前田利家。
 年中裸に近い格好をしている利家の背中に、ふわりと綿入れがかけられた。
「風邪をひかれては困ります。せめて、これを羽織ってくださいませ。まつめが仕立てました綿入れでござりますれば」
「おお! まつが手ずから作ってくれたのか! うむ。まつのように暖かいぞっ!」
「まあ、犬千代様ったら…」
 加賀の地の舞い降りる雪が一瞬で蒸発してしまいそうな熱々っぷりは、寒風すらも季節を間違えたのではないかと思いそうなほどであった。





長くなったので、続きは折り込みました。




「はぴ、はろうぃーん♪」
 暢気な声と共に加賀前田屋敷に現れたのは、お祭り男・前田慶次である。
 奥州は片倉小十郎農園で採れたカボチャで作った提灯を掲げ、陽気に屋敷の中を練り歩く。
「まあまあ、慶次。よくぞ帰ってきてくれました」
「ちょっくら奥州の兄さん所に遊びに行っていてね…。で、これおみやげ」
 そう言って慶次が利家に差し出したのは、豪華絢爛な南蛮衣装の数々であった。
「おお。これは、はろうぃんとかいう祭りの、「こすちゅーむ」と申すものだな」
「え? 利、はろうぃん・ぱーりぃって知ってンのか?」
「うむ。その昔、上総之介様にお仕え申していた頃、教わったことがあってな。そういえば久しくやっておらぬのう…」
 昔を懐かしみ、幸せそうに微笑む利家を見て、慶次は内心「しまった!」と呟いた。
 まさか、利家がこの南蛮渡来の祭りを知っているとは思ってもみなかったが、長いこと織田家に仕えていた利家が城勤めの南蛮人に聞いていたとしても、不思議なことではない。
 それどころか、政宗が吹聴しまくっていたえーかげんなやりかたではなく、直伝の正統派である可能性が高い。
 利家の無知につけ込んで悪戯しようとしたのに、とんだ誤算である。
「よし! 加賀でもはろうぃんなる祭りをやろう! 城下の子供達を集め、菓子を振る舞え! 我々も物の怪の格好をして、城下を行進するぞ!」
「まあ! とても素敵なお祭りにござりますわね、犬千代様!」
「"はろうぃん"は元々、死者を弔う、南蛮の盆祭りのようなもの。盆祭りのように盛大にやろう!」
 ──やっべ。コイツ、伊達の兄さんより博識じゃねーかよっ!
 これ以上利家のペースに巻き込まれないためにも、慶次はひとまず退散しようとそっと席を立ったが、そうとは気付かぬ利家が慶次の腕を取って子供のようなキラキラした目を向けてきた。
 天然系のこの叔父がこうなっては、もはや慶次にはどうすることもできない。
 慶次は半ば諦めて、再び腰を下ろした。
 利家は、慶次が土産と称して持ってきた袋を開け、衣装を床に並べた。
「おお、慶次。ずいぶんたくさんの衣装を持ってきたな」
「どれも素敵にござりますね。犬千代様は何をお召しになりますか?」
「うむ…。これがいい!」
 そう言って利家が手に取ったのは、うさぎの着ぐるみであった。
 慶次は口に含んでいた茶を、思わず吹き出しそうになった。
「まあ、素敵ですわ。それに暖かそうですし」
「まつのこしらえてくれた綿入れには敵わぬがな」
「いやですわ、犬千代様ったら…」
 朱に染まった頬に手を当て身体をくねらせるまつの照れ笑いのポーズを見て、慶次は呆れるやら居たたまれなくなるやらで、さっさと加賀の地を後にしたくなった。
「では、犬千代様がうさぎならば、まつめもうさぎに致しましょうか」
 そう言ってまつが手に取ったのは、バニーガールの衣装であった。
 慶次は想像した。
 バニーガールの格好をした、まつの姿を。
「……いいかも」
 本当は利家に着せて笑いモノにするために仕立ててきたものなので、まつが着るには若干大きめではあるが、まつのバニーガール姿はそれはそれで垂涎ものである。
 ちょっと大きめのバニー衣装の隙間から、ふっくらとした白い房がチラリと見えるかも…
 バニーなまつを一目拝めるなら、もう少し加賀に居てもいいかな…とも思えた。
「慶次はどうするのですか?」
 妄想の中のバニーなまつが、艶めかしい仕草で慶次に尋ねてきた。
「え? え? お、俺……!」
「慶次は普段からお祭りな格好だからな。普通の仮装では、物足りぬ」
 我に返れば、普段着のまつが真剣な面持ちで慶次の服を手に取っていた。
「…わかりました。まつめにお任せください」
「おお。慶次の衣装も仕立ててくれるか! さすが我が妻! 何をさせても天下一品じゃのう!」
「もうっ! 犬千代様ったらぁ♪」
 キャッキャッとじゃれ合う夫婦を余所に、我に返った慶次は夢吉をつまみ上げ肩に乗せると立ち上がった。
「風呂入ってこよ…」


「しかし誤算だったよなぁ…。利がはろうぃん知っていたなんて…」
 脱衣所で服を脱ぎながら、慶次がそう独り言をごちていると、不意に背中に気配を感じた。
 慶次ともあろう男がこうも簡単に背後を取られたことに、自身でも驚いたが、振り向いてそこに居たのが利家だったことに、慶次はほっとしつつも何故か背中にじんわりとイヤな汗を浮かべていた。
「どうした、慶次。旅の疲れを流してやろうと思っただけだが…」
「い、いや。前田家当主が、わざわざそんなことする必要ねぇって…」
「つれないことを言うな。子供の頃は、一緒に風呂に入った仲じゃねーか」
 風呂場が近いせいか、その言い方が妙に艶を含んでいて、気が付けば利家の手が慶次の腰に廻り込んでいた。
「あ、あの…。利…さん…?」
 慶次の顔がひきつる。利家の上目遣いが、次第に熱を帯びてくる。
「慶次…。立派になったな…」
「ちょっ…、と、利ィィィィッッッッッ!!」
 いたたまれなくなって、その場を飛び出し風呂に駆け込もうとした慶次の足が、突き出された何かに躓き、慶次の体躯は宙を飛んだ。その先には、湯船があったが、満たされているのは温かい湯ではなく冷た~い水であった。
「あああっっ!」
 と慶次が叫んだ頃には、大きな水しぶきをあげて慶次の身体は水風呂に叩き込まれてしまった。
「わはははははっ」
 慶次が水から顔を出すと、男女の笑い声が慶次の耳に入った。
 顔を上げるとそこには、笑いが止まらず転がっている利家と、口を押さえて壁にもたれ掛かっているまつの姿。
「わはっ! わははっ! こうまで見事に慶次に悪戯が出来るとは…! 愉快、愉快!」
「い、犬千代様…! それ以上笑っては、慶次がかわいそ…、くっ、くふふ…っ」
 水風呂の中で、前田夫婦が笑い転げるのを呆然と見ていた慶次だったが、ようやくにして自分が彼らに悪戯されたことに気付き、慶次は悔しさも怒りも通り越し、腹の底から笑いがこみ上げてきた。
「ははっ…! この俺が、悪戯で利やまつ姉ちゃんにやり込められるとは…。はははっ!」
「『とりっくおあとりーと』ですよ、慶次」
「土産にはろうぃんの衣装とはしゃれ込んでいたが、菓子はなかったからのォ」
「どーにも参ったね。まさか水風呂の仕返しが、水風呂だなんてさ……へっくしっ!」
「あらあら。犬千代様とそっくりのくしゃみをしますね、慶次。やはり甥っ子ですわ。ささ。身体を拭いて、火鉢にあたっていらっしゃい。せめて風邪が治るまでは、加賀でしっかり養生するのですよ」
 ──ああ…。
 まつの言葉を聞いて、慶次はぼんやりと思った。
 はろうぃん騒ぎにかこつけてはいるが、利家もまつも、慶次に少しでも留まって欲しいと思っているのだ。
 ──ちょっと無茶苦茶なところもあるけど…、やっぱりこの家族は最高だな。
 まつから渡された手拭いの匂いを嗅ぎつつ、慶次は帰れる所のあるありがたさを噛み締めた。



 戻ってこれる所があるからこそ、旅立ちたい。 








あれー?
こんなにしっとりする予定じゃなかったのにー?

っかしーなぁ…


 

>せうるさん
和んでいただけてよかったです。^^
前田夫妻はベタだけど、そこが許せる不思議。まこと良き夫婦像にございます。
決して破廉恥ではございませんぞ、真田殿←誰
利×慶(もしくはリバース)は生憎と今回は至りませんでしたが、いつかチャレンジしてみたいと…無理かな? まつ姉ちゃんの存在が大きすぎるわ;

まつ姉バニーのふくらみには、夢が詰まっています←

2009.10.29 12:13 URL | 桂花 #JalddpaA [ 編集 ]

しっかり和みきった私が通りますー!
前田夫妻は癒されます~(///▽//)
途中まさかの利×慶?いやいや慶×利!?と変なワクワクをしてしまった腐った私を許してください。。。(笑)

それにしても夫妻の正常カップル(?)でこんなに萌えるとは思いもしませんでした。
久々の感覚です、ありがとうございました☆
まつ様のバニーちゃん、桂花さんいつか描いてくれないかな(期待の眼差し)

2009.10.28 11:49 URL | せうる #- [ 編集 ]

>ふjこさん
書いていて、こんなほんわか展開になるとは思いもよらず、書いた本人が首かしげています。
アレー?
信長公の色小姓をしていたとっしーですから、いざというときの色気は、KG顔負けかもしれません。
今は愛妻・まつがいるので、そうそう発動はしないでしょうが。
まつ姉ちゃんのバニー姿…誰か描いてくれないかな(遠い目)

2009.10.28 06:36 URL | 桂花 #JalddpaA [ 編集 ]

前田家、とっても和みました(*´ー`)
誰かKG出してくれないかなあ…と思っていたので、意外なほんわか展開もひっくるめて嬉しかったですv
そしてとっしーの意外な色男っぷりw
まつ姉ちゃんのバニーはおいらも見たいですノシ

2009.10.27 18:16 URL | ふjこ #mQop/nM. [ 編集 ]












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